
入居者様が入院をされて、背中に褥そうができた状態で退院されてきました。普通型の車いすの使用が難しく、施設内の“褥そう委員会”で、車いすを検討しました。クッションをあててみたり、ティルト型の車いすを検討している中で、ピジョンタヒラさんの「コンフォートアシスタ」を紹介していただきました。デモ機も貸していただき、クッション性が良かったことと、身体に合わせて背部(バックサポート)やヘッドレスト(ヘッドサポート)など多彩に調節が出来た事に惹かれて購入を決めました。

背中に褥そうがあった方に使っています。使用される方は身体機能が低下していることが多いのでクッション性の良いものを選んでいますが、背部(バックサポート)の角度を変えることで、背中にクッションを使用しないでも使うことができています。身体の状態に合わせて、全体の角度(ティルトリクライニング)が変えることもできて、身体に負担を少なく食事等ができるようになりました。

背中の褥そうが再発していません!車いす自体で、身体の状態をサポートしてくれているので、クッションの使用を最小限にできて、ご利用者様の負担が軽くなったように感じます。また、全身状態の低下が著しい方でも、体形に合わせて角度が調整出来るので、窮屈な印象がないのが非常に嬉しいです。ヘッドレスト(ヘッドサポート)と、背部シート(バックサポート)との間が狭いので、首をしっかり安定させることができます。首が安定しているので、食事を摂る際も自分で食べることもできて施設内で笑顔が増えています。